なないろダイアリー

2016年4月19日特製『北海道産子持ち春にしんのバターしょう油焼き』

こんにちわ

本日は春の陽気が感じられる良い天気です

今日使う食材は「にしん」です。

にしんは産卵するにしんを春にしんと言うところから別名『春告魚(はるつげうお)』

呼ばれています

ニシン来たかとカモメに問えばー」のソーラン節はこの3~5月の春の時期の

ニシン漁の様子を表しているんですね。

春になると春を告げにやってくる魚だなんて、何ともロマンチックな名前ですね

春の季語にもなっているにしんは、春、産卵のために北海道沿岸に現れます。

かつては、3月になると、大群をなして北海道の沿岸に押し寄せたそうで大量に

漁獲されそうですが、乱獲により、近年ではその数は激減したとのこと。

にしんは身を二つに割り干してミガキニシンとすることから「二身」と称し、
また「鯡」とも書くが、これは江戸時代の松前藩がニシンを重要な食糧とみなして

海から獲れる米と考え、魚に非ずという意からだそうです。

栄養面としては、不飽和脂肪酸のDHAやEPAを大量に含み、

その他ビタミンA・ビタミンB2・B6・ビタミンD・ビタミンEなど

大変栄養価値の高い魚です。

そしてにしんの卵が「数の子」なんですね。

個人的に驚いたのは、「子持ち昆布」

にしんが岸辺近くの昆布の上に卵が層をなして産卵したものということ。

現在はカナダやアラスカの入江に昆布を生育させて、そこに二シンを追い込み、

昆布に産卵させて昆布ごと刈り取ったものだそうですね

何も知らずに今まで食べていました

 

早速、なないろアカデミーで本日のメインの旬の食材である

「にしん」の知識を管理栄養士から学びます。

「見て下さぁい春の子持ちにしんは、ほら、こんなにお腹に

卵(数の子)が入っているんですよ~」

管理栄養士が今日の食材のにしんをお見せすると、

「あら~っ、割と大きい魚なのね」

「立派ね~。お腹もカズノコで膨らんでいるわね」

実際の子持ちにしんを目にしてお客様は興味津々の様子です。

 

今日の食材の知識や栄養価を学んだところで、

いよいよクッキングスタートです

今日つくるメニューは

「北海道産 春にしんのバターしょう油焼き

「さっくり「明日葉とホワイトアスパラ、春タケノコの天ぷら」

「特製しいたけの肉詰め」

「オリジナルヘルシーごぼうサラダ」

「海草のお味噌汁」

「あきたこまちの白米」

というラインナップです。

まずは、繊維質たっぷりのゴボウを使ったサラダを作ります。

ゴボウのキンピラを作り、茹でた万田農場のポテトをつぶして作った

ポテトサラダと混ぜて作るオリジナルレシピです。

本日は、私達が取り入れさせて頂いている「料理療法」を研究、提唱されている

京都教育大学の湯川准教授京都工芸繊維大学の櫛教授

京都よりなないろクッキングスタジオをご見学に来て頂きました

湯川准教授も、熱心にお料理をされているお客様に

「お料理は楽しいですか?」

と気さくにお声がけされていました。

ゴボウのキンピラづくりの担当をされていたH様がおどけて、

「ほら!お箸の二刀流よ

と、周りの方々を笑わせる一幕もありました

 

本日のメイン料理である

「にしんのバターしょう油焼き」が始まりました。

一匹がかなりの重さでフライパンの中でひっくり返すのが

一苦労のようでしたが、お客様がフライ返しを両手に持ち

「こうなったら、私も二刀流よ

と、器用に両手でひっくり返してみせてくれました

フライパンでにしんの表面に焦げ目を付けたら

オーブンでじっくりとにしんを焼いていきます。

「しいたけの肉詰め」

大きなどんこしいたけの上に上手にひき肉をこんもりとのせて

フライパンでこんがりと焼いていきます。

「明日葉とホワイトアスパラ、タケノコの天ぷら」もいい色に

サックリと揚がりました

にしんにはバターとしょう油で作った特性ソースが掛けられ

とてもいい香りが食欲を思い切り掻き立てられます

「バターのいい香りね~」

「お腹のカズノコも大きすぎてはみ出ているわよ」

「皆様~小骨が多少ありますので、気をつけてお食べ下さいねー

と、まさに食べ始めようとした直前にシェフから注意を受けると

「私、カルシュウム必要だからちょうどいいわ

と、粋な!?お返事をされていました。

でも!!十分注意して召し上がって頂きたいと思います

「こういう料理はお家では作らないから面白いわね」

「魚は焼くか煮るかですものね」

と、小骨に注意しながらも

美味しそうに召し上がられていました